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杉本幸一郎
Koichiro Sugimoto

ブロンズ
bronze

制作年不詳

青森県十和田市西三番町2-1
十和田市民文化センター

2-1 Nishisanban-cho, Towada-shi, Aomori
Towada Community Center

十和田市出身の彫刻家,杉本幸一郎氏による作品。
ブロンズ像は後から制作されたもので,もとの原型は,上の写真で後方に小さく映っている石膏像のほうである。

もとの石膏像は高校の講堂,県立図書館,青年の家などさまざまな場所を転々として,最後にこうして杉本氏の故郷へと帰ってきた。

(以下,十和田市HPからの引用)

『この作品は、戦後、杉本幸一郎が教師をしていた三高の講堂に石膏像として置かれていました。ところが、高校が男女共学になり、男生徒もいる学校にこの像があるのは、どんなものかということになり、県立図書館に移され、倉庫でホコリをかぶったまま、いつか忘れられていました。 それを見つけた雲谷の県立青年の家所長・須郷先生が、これこそ青年の家のシンボルだと、玄関にすえつけました。ところが石膏ですから、ある日、掃除中に倒していまい、翼がとれてしまいました。青森高校の教頭田村進先生が修復しましたが、その頃やっと、この作者が十和田市出身の杉本幸一郎だとわかり、県議の丸井さんから県教委と折衝して、ようやく里帰りできたのです。 大ホール二階ホワイエにある石膏像がその作品で、これを文化協会の手でブロンズにしたのが外庭の「翔」です。杉本幸一郎が若くして病に倒れなければ、今頃は日本一、二の彫刻家なのにと惜しまれます。 』

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