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城戸真亜子

Maako Shiroto

1997年

千葉県木更津市中島地先 海ほたる

Nakajimachisakiumihotaru, Kisarazu-shi, Chiba

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どこまでも、どこまでも広がっていく水の風景。あきれる程繰り返される波の形・・・
ここにこうして立っていると、ああ、ココは水の惑星なんだ。と改めて思い知らされます。
時折宇宙から送られてくるプワンと青いゼリーのような地球の映像ー
なあんだ、私達人間は、あのゼリーの中を漂っているにすぎないのだわ。
水槽の中の金魚とたいして変わらないのじゃないの。
太古の昔から私達の生命を育み、時に心を癒し、時に自然の恐ろしさをみせつけてきた水のある風景。
先人達の作品に敬意を表し、シミュレーションする方法で、私達の水と海への思いを表現しました。
画面に漂う金魚は人間を記号化したものであり、同時に時の流れを象徴化したものであります。

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