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名和晃平

Kohei Nawa

2016年

東京都千代田区紀尾井町1−2 東京ガーデンテラス紀尾井町

TOKYO GARDEN TERRACE KIOICHO 1-2, Kioicho, Chiyoda-ku, Tokyo

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アルミ鋳造
aluminum casting
H6,000×W4,042×D4,442㎜

「水の広場」には、大空を仰ぐ白い大きな鹿の彫刻が設置されています。鹿は古来より「神使」として信仰を支えるイメージとして人々に親しまれてきました。最新技術により鹿の剥製を3Dスキャンして制作された鹿の彫刻は、時を超え、見る人々に様々なメッセージを届けます。

鹿は、古来から「神使」や「神獣」として、アニミズムや神道などの信仰を支えるイメージとして、様々な場面で登場し、親しまれて来ました。近年、日本では鹿が増え続けています。天敵である日本狼の絶滅に加え、温暖化や限界集落の増加、林業、リゾート開発なども要因と言われています。人里に時々現れる鹿は、「迷い鹿」と呼ばれるそうです。この大きな白い鹿は、インターネットに現れた鹿の剥製を取り寄せ、全身を 3D スキャンして得たデータを元に制作されました。東京という大都会を彷徨い、長い冬を過ごしたせいか、角が大きく伸びています。空を仰ぎ、春の兆しを感じています。
東京ガーデンテラス紀尾井町HPより)

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