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環境造形Q

1987年

兵庫県神戸市須磨区東須磨1-1 須磨離宮公園

Suma Rikyu Park, 1-1 Higashisuma, Suma-ku, Kobe-shi, Hyogo

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須磨離宮公園に設置された作品のひとつ。
第10回神戸須磨離宮公園現代彫刻展を記念して制作された。

噴水広場から東に進むと,トンネルのそばに植えられたマツの木々の中に,1本だけ巨大なキノコのように伸びる鉄製の作品が混じっているのが見えてくる。

環境造形Qは,山口牧生,増田正和,小林陸一郎の3人の作家による造形集団で,それまで台座に据えられた人物像が多かった野外彫刻のあり方を変えようという思想のもと,1968年に結成された。ひとが座ったり触れたりできるような作品を多く制作し,1988年に解散した([1])。

神戸須磨離宮公園現代彫刻展は,かつて1968年から1996年まで2年に1度,「都市における彫刻のあり方の追求」を目指して全15回開催されていた,公募による作品展。
入選作品はここ須磨離宮公園に一定期間展示されたあと,それぞれ全国各地に移設され,現在もパブリックアートとして展示されつづけている。

※参考文献
[1]伊丹市立美術館HP「小林陸一郎と環境造形Q」(http://www.artmuseum-itami.jp/2005_h17/05r_kobayashi_q.html)

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