
黒川紀章
Kisho Kurokawa
1972年
埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目地内 北浦和公園 彫刻広場
Kitaurawa-Park, 9-chome Tokiwa Urawa-ku,Saitama-shi,Saitam




1972年、建築家・黒川紀章の設計により銀座に竣工した世界初のカプセル型集合住宅である中銀カプセルタワービル。
140個のカプセルを積み重ねて構成され、各ユニットにはテレビ、電話、ユニットバス、ベッドが備えられ、未来的な都市居住のモデルを示した。日本の建築運動「メタボリズム」を象徴する作品であり、20世紀建築史の重要な転換点となった。
老朽化により2002年に解体されたが、2012年に一部のカプセルが北浦和公園に保存・移設された。
黒川紀章はその後、埼玉県立近代美術館(北浦和公園内)の設計も手がけている。