福沢一郎
Ichiro Fukuzawa
1972年
東京都千代田区丸の内一丁目 JR東京駅京葉線八重洲連絡通路
JR Tokyo Sta. 1 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
Size:W9×5m
素材:ステンドグラス
原画:福沢一郎
ステンドグラス制作:大伴二三弥、
制作:公益財団法人日本交通文化協会
1972年10月、鉄道100周年記念事業として、東京駅地下丸の内中央通路から総武快速線(横須賀)地下ホームへ降りる大階段正面に設置された。画家福沢一郎が原画を描き、ステンドグラス作家大伴二三弥がステンドグラスを製作、日本初の公共空間でのステンドグラスとなった。当時の国鉄総裁、磯崎叡(さとし)は「洋々たる国鉄の未来を象徴する感動的な絵だ」とほれ込んだという。
東京駅丸の内赤レンガ駅舎復元工事に伴い一時撤去され、2012年11月に京葉ストリート(京葉線連絡通路)エスカレーター脇に移設された。バックライトは以前は蛍光灯だったが、LEDライトに変更されている。
福沢一郎は群馬県出身の洋画家。朝倉文夫に師事し彫刻を学ぶ。シュールレアリズムを日本に紹介し前衛美術運動を牽引した作家。