吉原悠博
Yukihiro Yoshihara
2000年
東京都江東区白河1-7-14 都営地下鉄大江戸線 清澄白河駅改札内
Oedo Line Kiyosumi-shirakawa Sta. 1-7-14 Shirakawa, Koto-ku, Tokyo
1960年新潟県新発田市生まれ。新発田市で140年の歴史を持つ「吉原写真館」館主。
吉原悠博Web サイト
有機体の構造と皮膜情報化する都市空間にインスピレーションを得たという作品。
3次元CADで設計された立体映像をスライスデータに変換し、光造形により制作された作品。最終的な仕上げに、オブジェの重層面に電気ドリルで幾つもの穴を貫通させている。
同じデータによるオブジェ3点が並ぶが、見える角度が制限される特殊ガラス(アングル21)をケースに用いており、見え方がそれぞれ異なっている。
タイトルのテクノエティックとは、ギリシア語で心や意識を意味する「ヌース」に由来する「ノエティック」と「テクノロジー」を合成したもの。
照明が落とされているためか、特殊ガラスの効果もあり人気のない理科の実験室の標本ような空間になっていた。