樋口正一郎 / 20世紀文明の化石 ─ Art wall at Platform “The Fossil oft the 20th”
by hirata kenji on 2月 27, 2014 • 11:00 AM No Comments樋口正一郎
Shoichiro Higuchi
2000年
東京都江東区白河1-7-14 都営地下鉄大江戸線 清澄白河駅ホーム
Oedo Line Kiyosumi-shirakawa Sta. 1-7-14 Shirakawa, Koto-ku, Tokyo
地下鉄ホーム軌道壁面全面に江東区で高度経済成長期に生産されてきた、さまざまな工業製品のスクラップをリサイクルして製作されたアート壁。塚本晋也監督の映画「鉄男」さながらの「鉄」の空間が広がっている。駅には多くのアート作品が設置されているが、これほどの大規模な作品もめずらしい。
作品にはストーリーがあり、4番線・森下寄りから順番に、ビッグバンに始まる宇宙創生→太陽系の形成→日本列島誕生→日本と首都東京の進展→江東地区→地下鉄→都市再生。1番線・門前仲町寄りからは、東京の街→公共交通→自動車→工業→金融→コンピュータ→愛→未来の展望となっている。