堀内正和 / 三々五々の四面体 “Tetraheadons by twos and threes”
by Yuta Nakamura on 4月 13, 1990 • 6:12 PM No Comments堀内正和
Masakazu Horiuchi
1990年
東京都新宿区西新宿2丁目8-1 東京都庁第二本庁舎
Tokyo Metropolitan Govenment Building No.2, 2-8-1 Nishi-shinjuku, Shinjuku, Tokyo
東京都庁におかれたパブリックアート38作品のうちのひとつ。
第二本庁舎のロビーの中央にあり,1階から2階まで突き抜けている。
作品名が示すとおり,柱の上下2ヶ所を四面体の集合体がとりかこんでいる。下は大きな正四面体が2つ合わさった単純な形だが,上は小さな正四面体が複雑に組まれており一部に穴も開いている。
作者の堀内正和氏は,抽象彫刻の第一人者で,1911年京都生まれ,2011年死去。
もともと具象彫刻を制作していたが,抽象彫刻に移行し,1954年にはじめて鉄溶接での彫刻を制作。日本国内に数多くのパブリックアートを残した(三重県立美術館HPの年表による)。