関根伸夫
Nobuo Sekine
1991年
東京都新宿区西新宿2丁目8-1 東京都庁
Tokyo Metropolitan Govenment Bldg., 2-8-1 Nishi-shinjuku, Shinjuku, Tokyo
東京都庁におかれたパブリックアート38作品のうちのひとつ。
第一本庁舎と第二本庁舎をむすぶ2階広場のふれあいモールに設置されている。
魚眼レンズで街並みを映したかのように,高層ビルや山などの色々なモチーフが内側にむけてそびえており,これによって中心部の空の存在が暗示されているようだ。
作者の関根伸夫氏は日本を代表する現代彫刻家・現代美術家で,日本国内をはじめ海外にも多くのパブリックアートを制作してきた。1960年代後半からの現代美術のムーブメントである『もの派』を牽引した作家のひとりでもある。現代美術家,李禹煥との親交も深い。